こんにちは。小規模多機能ホームたいじゅ ホーム長の緒方辰紀です。 今日はオスマン・サンコンさんの講演会の報告をします。 兄が経営している有料老人ホームたいじゅ四方寄の主催で、ゲストにテレビでもお馴染みのオスマン・サンコンさんをお呼びして、講演会を行いました。「日本とアフリカの介護の違いについて」というテーマで、１３時から１４時３０分まで講演をして頂きました。 ・元々は視力が６，０あったが今は１，２に落ちたよ ・子供の名前はヨンコンっていうのよ ・カメラマンの方に対して「そのカメラ、ニコン？私はサンコンよ」 など、冗談や面白エピソードを交えながらの講演でしたが、やはり要所要所では大切なことを教えて下さいました。 ・アフリカでは高齢者を「生きる図書館」としてとらえ、皆で敬うこと ・歳を取っても毎日朝から晩まで何かしらやることがあるため認知症の方はほとんどいないこと ・一夫多妻制ということもあり、大家族で子供からお年寄りまで一緒に生活していること など、日本とアフリカの家族形態や高齢者に対する認識の違いについてお話頂きました。その中でも、特に大切な４つのことは ☆分かち合うこと ☆譲り合うこと ☆許し合うこと ☆感謝すること だと教わりました。おそらく誰もが学校や両親から一度は聞いたことがあることではないかと思います。しかし、こういったことを常に考え、忘れずにいることが大切なのだと感じました。
貴重なお話を聞かせて頂いたオスマン・サンコンさん、ありがとうございました。 写真は講演会の様子と懇親会での一コマです。
